TwitterのSLBallyhooさん(っていうのかなぁ…)から流れてきた「Snowglobe - Second Life's new Viewer project - is officially "out there"」というメッセージ。添付のリンクを見るとSL Wikiのページでした。該当ページにあるsldev-commitsメーリング・リストでもPhilip Lindenが流したそうですが。
このSnowglobe、現在開発中の新viewerのようで、キモは「HTTP Texture」。現在のSLデータベースへのアップロードでなくて、直URL(http://...)指定で外部画像をSL内で使用するもの。
現在のviewerで外部画像を使用するというとQuickTime経由のMedia streamingのみですが、「HTTP Texture」では通常のテクスチャと同様に使えます。”通常のテクスチャと同様に使える”ということは、スキンでも服でもプリムでも、アップロードする必要がなくなるわけです。
実際に販売品に使用するテクスチャを外部読み込みにするということは、URLをぶっこ抜かれて盗作やなんかの恐れがあるのでまずないでしょうが、試作品段階のテクスチャとしては使えるんじゃないでしょうかね。
どの辺りまで”通常のテクスチャと同様に使える”のかわかりませんが…。
一番使われそうなので思いつくのは、スナップショットを飾るフォトフレームとか、イベント。Media Streamingでもやれないことはないけど、QuickTimeがクソ重いのであまり使われないし。
ただし、ざっと見た感じではこのHTTP Textureは通常のNetworkキャッシュを使用するようなので、大量画像をイベントで使用…のようなことはキツそうです。
が、そこはそれでキャッシュ周りの改造も進められているようなので、期待してみましょう。
通常テクスチャの他にWorld mapのregion画像も、viewerダウンロードでおなじみのAmazon S3をホストにしてこの「HTTP Texture」機能を使う計画です。
ちなみに、なぜ「Snowglobe」なのか。
あのキラキラ舞い落ちて積もる雪の感じが、ネット各所から画像をロードしてきて最終画像なり作品なりが完成する、というようなイメージなのかなー、と勝手に思ってます。なんとなく。
真実はわかりませんw